連帯保証人になるということ

賃貸アパート、もしくはマンションを新規で借りるというとき、業者さんから「連帯保証人を一人つけてください」と言われることが多いと思います。

さらに土地を購入するとか、物件を購入するという時にも「連帯保証人」は絶対必要ですよね?

こういう風に考えていくと、私たちの生活の中に「連帯保証人」もしくは「連帯保証」という制度は深くかかわっていることになります。

かつては、消費者ローンを借り入れるという時にも、やはり「連帯保証人」が必要でした。

それがいつからか、「必要ありません」という風に変わってきたのは、あまりに借金に伴うトラブルが多発したせいでしょうか?

もう昔の話のような気もしますが、実は借金がからむ業者さんと借主とのトラブルは昔話どころか、まだ"現代の話"であって、ん十年前と、様子がちっとも
変っていないことが、時折耳にするニュースから感じることができます。

それともいったん下火になった古い慣習が、このどうしようもない大不況で復活してし
まったのでしょうか?


いずれにせよ部屋を借りるという時には、まったくなんの抵抗もなく利用している「連帯保証」制度も、それ以外の場所では忌み嫌われ、さげすまされてしまうというのは、どういうことでしょう?


というよりも「連帯保証」とは、具体的にどういうものなのでしょう。


その意味内容を分かりやすく言えば、まったく赤の他人の借金を肩代わりするということです。


したがって、自分は借金をこれっぽちもしていなくとも、ひとたび「連帯保証人」契約をしてしまえば、万が一借りた当人が支払い不能となったとき、無関係のはずの自分が全額返済しなければならないのです。

たとえ、「自分は借りていない」と主張しても法的に無効なのです。


小さいときから「絶対に連帯保証人にだけはなるなよ」と親から言い聞かされてきた人もいるでしょう。

へたに人に親切心を示したばっかりに、自分とはまったく関係のない借金で自己破産してしまう人も実際いるわけです。


それは悲惨そのものですよね。

そういった悲惨さを描いた文学作品があります。


約50年前に書かれた、実在の10歳の女の子の日記です。映画化もされたようです。

これを読むと、連帯保証はほんとに怖いと感じるはずです。

「にあんちゃん」著者:安本末子

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